※前回の続きです。
で、食事を終えた私達は時間も時間なのでホテルに帰りました。
ていうか、クリスマスイブにガスト。
しかも旅行先で。しかも長崎で。
せめてリンガーハットが良かった。(見つからなかった)
まぁ。いいよね。美味しかったし、鳥食べたし。
で、無事にホテルに到着。
後は寝るだけ。
ってことはないよね。だって今日はクリスマスイブだもの。
彼女との初の旅行ですもの。
私は忘れてはいませんよ。
クリスマスプレゼント
旅行が決まってから、私は友人と一緒に買いに行きましたよ。プレゼント。
やっぱ寒いからマフラーいるよね?
いるいる!
あ、でもこのキーケースも良くない?
いい、いい!
どっちがいい?
うーん。両方!
ってな具合で非常に頼りになる友人のアドバイスもあり、マフラーとキーケースを買いました。
そして彼女が風呂から出てきたタイミングでプレゼントを渡しましたよ。
サプライズの精神も忘れない私。はっはっは。
しかし彼女は喜ぶのかと思いきや、一瞬虚を突かれたような表情。
そして第一声が「ありがとう」や「いやぁ!感激!」といった具合のものではなく、
「あ、忘れてた」
なるほど。
実にいい。実にいいじゃないですか。
最高!
なぜって、私はもともと記念日や誕生日やイベント事はあまり関心が無いタイプなんですよ。
今回もクリスマスイブに旅行とイベントが重なって、さすがにクリスマスプレゼントの一つや二つ無かったらまずいよね?
という事で買ったものだったんですね。
それがなんと彼女の方はプレゼントどころかクリスマスイブのこともあまり頭には無かったようで。
いいよ、実にいい。その関心のなさ。
実に居心地がいい。
だってプレゼントって気を遣うじゃん。かぶってたらいやだし、相手だって気を遣うし、選ぶのにエネルギー使うし。
という事で、私は彼女と結婚しようと心に誓いました。
話がそれましたね。
で、翌朝、私達は早々にチェックアウトを済ませるとこの旅行のメインイベントである『軍艦島クルーズ』へ……
受付を済ませ港に向かうと、もうクルーズ船は停泊しておりました。
どうです?
いや、いきなりこの写真を見せられて「どうです?」って言われても……
と思った方もいるでしょう。そうでしょう、そうでしょう。
そうなんです。何を隠そう私、
結構うざい性格なんですよぉ。
はっはっは。
というわけで、私達を乗せた船は港を離れ『軍艦島』へ向かうのでありました……
いい加減早く上陸しろとの声が聞こえてきそうですが、
次回へ続く!